大谷対策?またポスティングシステムの見直しか

   

またポスティングシステムが変わるらしい。正確にはメジャーリーグから日本プロ野球へ打診があり、変更される可能性があるということだ。おそらくは大谷翔平が今シーズンのオフにもメジャーへ移籍する可能性があるので、それを見越して今のうちに制度を変えようということだろう。

ポスティングシステムとは日本の選手がメジャーへ移籍する際に必要な手続であり、メジャー球団が選手を獲得する代わりに日本の所属球団に移籍金を払うという仕組みである。ポスティングシステムを介さずにメジャーへ移籍するには海外FA権(日本での活躍が9年あればもらえる権利)を行使するか、トレードで出されるか、自由契約にしてもらうかしかないが、海外FA権以外は非常に難しい。

田中システムへのの変更

現行のポスティングシステムは、2013年に田中将大のメジャー挑戦を見越して旧制度から変更されたもので、俗に田中システムとも言われている。

それまでは最高額を入札した球団が選手との独占交渉権を得られるものだったが、松坂大輔とダルビッシュ有の落札価格がともに50億円を超える金額となったこともあり、上限を20,000,000ドル(約20億円)とする移籍金提示制度に変わった。

選手には複数球団と交渉できるというメリットがあるが、球団はどれだけいい選手でも20,000,000ドル以上の移籍金を手にすることはできなくなったのである。田中将大を安く買い叩かれたと楽天は感じただろうが、それも無理のない話だ。

大谷システムはどうなるのか

現行のポスティングシステムは2016年12月15日で有効期限が切れ、1年間の更新がなされている。つまり、何事もなければ2017年12月15日でさらに1年間の更新となるが、そうはならないよということらしい。

大谷翔平のメジャー移籍は既定路線であり、ファンの多くはメジャーでも二刀流で活躍する彼の姿を見てみたいと思っているだろう。大谷翔平を安く買い叩かれるだけの改訂なら日本プロ野球(特に所属球団である北海道日本ハムファイターズ)の望むところではないだろうが、交渉が決裂してメジャー移籍を断念することもファンとしては避けてほしいところだ。

2021年には海外FA権を大谷翔平は取得するだろうが、それまで待たせるのもどうかと思う。まだ、メジャーリーグから詳細な改定案は出されていないようだが、今後どうなっていくのかは注目していきたい。

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