鯖がマグロを産むって何ぞや?

      2017/05/19

鯖がマグロを産むっていう研究があるらしい。「どういうこと?」ってなるけど、マグロの養殖は難しいので、有用な研究らしい。

実はマグロは絶滅危惧種

マグロって種類にもよるけど絶滅危惧種II類に指定されているらしい。世界中の科学者で組織されるIUCN(国際自然保護連合)が定めるもので、絶滅の危険性が高いものから順にIA類(絶滅寸前)、IB類(絶滅危惧)、II類(危急)になるという。

そこで期待されるのがマグロの養殖。でも、クロマグロ完全養殖に成功した近代マグロの生産量はまだまだ少ないのが現状みたい。2020年には年間240t(約6000匹)に拡大する予定だけど、2009年時点で日本のマグロ消費量は年間510,000tで、たった240tでは日本の消費量のわずが0.05%しかないのです。さらに世界の消費量は年間1,970,000t。まだまだ養殖のマグロに頼れるという状態ではないようです。

で、鯖にマグロを産ませようと

で、今注目を集めているのが「サバにマグロを産ませて増やす」という研究なわけです。マグロから卵原細胞と精原細胞を取り出し、サバの体内に移植します。するとサバにはマグロの卵とマグロの精子ができ、このサバから生まれてくる稚魚はマグロになる。ということらしいです。

マグロは1回に数十万個の卵を産むそうですが、成魚になれるのはその中の1匹いるかいないかといいます。なので、サバにマグロを産ませてマグロを増やそうという計画だそうです。

 

それって本当にマグロなの?

しかし、本当にちゃんとしたマグロが生まれるのでしょうか。魚類の生殖細胞には高い柔軟性があるので大丈夫らしいですが、食べてみたらやっぱり違うみたいなことにはならんですかね。

ただ、マグロが食べられなくなるよりは断然いいので、頑張ってほしい研究かなとは思いますね。

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